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コロンビア ブーゲンビリア農園【フルシティ・ロースト】

¥700 税込

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【生産国】コロンビア共和国
【地域】サンタンデール県
【標高】1700M
【品種】カスティージョ
【焙煎度】フルシティロースト
【精製】ウオッシュト
【コメント】焙煎を変更してしっかり焼くようになりました。カカオの香り・苦味と柑橘系の控えめな酸味とでバランスのとれた味わい。
 チョコレートをかけたオレンジピールのような印象を受けます。

 コロンビアはウアラビカ種ウオッシュトの生産量 世界一の国で、全体のコーヒー生産量で言えば世界4位くらいの位置づけにある国です。
 コロンビアでウオッシュトの精製が多い理由は、生産地は山の中であり、とにかく斜面ばかりで平地が少ないことから、効率よく豆を乾燥させることが求められるためです。

 ウオッシュトは一般的にフーリー・ウオッシュト (fully washed) とセミ・ウオッシュト (semi washed) に別れます。簡単にまとめると
・フーリー・ウオッシュト
 機械で果実を剥がす → 水に漬け込んで種についたベトベトを落とす → 乾かす
・セミ・ウオッシュト
 (a) 機械で果実を剥がす → 乾かす
 (b) 果実をビニールにつめて発行させる → 発行してグジュグジュになった果実を洗う → 乾かす
となります。
 セミ・ウオッシュトの (a) はパルプトナチュラルと呼ばれたりもします。ナチュラルなのかウオッシュトなのかはっきりしなくて困るのですが、個人的にはナチュラルの部門に入るべきと思っています。
 セミウオッシュトの (b) はタンクに果実を詰め込むやり方もあります。この場合、温度や気圧の管理をしっかり行って活動する細菌の種類をコントロールするガチのやり方になり「マセレーション」などと呼ばれます。

 精製に関してよく「フリー・ウオッシュト」という表記を見かけますが、これは間違いです。上述のように元の名前は 「Fully Washed」なので「フーリー」または「フーリィ」と表記するのが正しいです。フリー・ウオッシュトでは「Free Washed」になってしまうので「洗ってない」という意味合いになってしまいます。

 精製方法の表記、定義が世界で統一されていないのは仕方がないことではあります。アフリカ、中南米、アジアでそれぞれ独自に栽培、精製を行っているわけですから統一のしようがないのです。コーヒーを作っている人たちからしたら国内・地域内で話が通じればそれで済むことなので、他の国でそれがどう呼ばれているかは彼らの関心の外にあるわけです。
 表記の統一がとれていないことで説明と解釈に困るのは、アフリカ、中南米、アジアの全地域からコーヒーを取り寄せて消費している日本くらいなんじゃないかと思っています。

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