



ボリビア カフェ・ジュスタ農園【ハイ・ロースト】
¥850 税込
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【生産国】ボリビア多民族国
【地域】ラパス県 カラナビ地域、カフェ・ジュスタ農園
【標高】1700M
【品種】カツーラ、ティピカ
【焙煎度】ハイ・ロースト
【精製】フーリーウォッシュト
【コメント】ブラウンシュガーのような甘い香り、さくらんぼ、スモモのような爽やかなフルーツの香り、桃あるいはスイカのような穏やかな酸味が特徴。
一般的な豆よりもコーヒーオイルを多く含んでいる印象があります。コーヒーを抽出した時に、コーヒーの表面に割りとしっかりオイルが浮きます。
今回初めて焼いたボリビアの豆なのですが、ボリビアという国は非常に標高が高い国です。この豆が栽培された地域の標高は1700Mなのですが、周囲のより標高が高いところから低いところに下りてきて栽培しているような感じです。
この豆を取り扱う商社の商品紹介ページの中では、この農園で収穫されるスペシャルティコーヒークラスの質の高い豆(要するに本商品)は500kg程度しか収穫できないと説明されていました。この農園は規模が小さいために、高く売れる良質なコーヒー豆は500kgくらいしか作れないということです。
商社が500kgのうちどれくらいを買ったのかはわかりませんが、当店では商社の在庫からどうにか15kgを確保したところで売り切れてしまいました。
小さな農園の希少な豆を当店のような小さな店が3%くらい頑張って買ったというのは、何か不思議な感じがしました。
コーヒーは品種によっても収量が異なるのですが、一般的には一本のコーヒーの木から3kg程度のコーヒーの実(果実)が収穫されます。
果実を剥がして種だけにして乾燥させると500gくらいになり、それを焙煎すると最終的に400gの焙煎豆ができあがります。
この農園の高品質な豆は500kg収穫されるので、果実としては3t収穫され、そこから1本あたり3kg収穫されると仮定すると、質の良いコーヒー豆を収穫できるコーヒーの木の本数は1000本程度植えられていることになります。大雑把に言って、1000本のコーヒーの木を植えるには一ヘクタール程度の農地が必要になります。
一辺100メートルの正方形の農地があるとして、それが1ヘクタールの農地なわけで、そのエリアにコーヒーの木が1000本植えられていて、その1000本を(毎日ではないにせよ)一年かけてお世話をして、最終段階のコーヒーの実を収穫するときには手で熟した果実だけを選んで収穫します。収穫されるコーヒーの実の総重量は3トンです。
農地がまっ平らであれば機械や道具も使いやすいでしょうが、おそらくコーヒーの木が植えられている場所は斜面になっていると予想されるので、作業はより大変なものになります。それらを考えるとコーヒーの木の栽培は非常に骨が折れる労働であることがわかります。
コーヒーというのは非常に手間隙をかけて作られる農作物なので、最終的にそれをコーヒーあるいは焙煎豆として提供するコーヒー店は責任が重いのです。
ちなみにUCCのコーヒートリビアサイトを見ると、コーヒーの木からコーヒーの果実がどれくらい収穫できるなどの様々な知識を得ることができます。
https://www.ucc.co.jp/enjoy/trivia/
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