

ブラジル ドーナス・カフェ・プロジェクト 【ハイ・ロースト】
¥800 税込
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【生産国】ブラジル
【地域】南ミナス州 ドーナス・カフェ・プロジェクトに参加する4つの農園
【標高】1100 ~ 1150M
【品種】イエローブルボン、カトゥーラ他
【焙煎度】シティ
【精製】パルプトナチュラル
-- 2025--
今年も夏場のアイスコーヒー用ということで採用しました。
昨年は焼き芋のような印象がありましたが、今年はそれを感じません。
普通に美味しいアイスコーヒーができあがります。
ブラジルでは昨年、一昨年と不作傾向にあり、その原因は気候変動にともなう降水量の現象が原因とされています。
そのため今年のブラジルは全体的な傾向として豆の粒が一回り小さいと告知されています。
コーヒーの生産者は「スクリーン」といって、網の目を通過させて豆を大きさで選別します。
粗い網の目に引っかかるコーヒー豆が少なくなっているということですね。
一般的にコーヒー豆は粒が大きいほうが高級とされる傾向があり、粒が小さいと言われるのは生産者からすれば屈辱に感じるのかもしれません。
そのためあちこちの商社から「今年は粒が小さいです、なぜなら~」という説明がなされています。
実際に現物を見てみると、言われないと小さいとわからない感じです。
去年の豆と比べるとはっきり分かるのかもしれませんが。
しかしながら、豆を実際に焙煎してみると去年より20秒早く焼き上がりました。
おそらく、粒が小さくてコーヒー豆の各粒に熱が伝わる速度が早いのでしょうか。
この時間差には少々驚きました。
焙煎時間が20秒異なると味にはっきり差が出るからなのですね。
「じゃあ、去年と同じ時間になるように焙煎すればいいじゃん!」と思うかもしれませんが、そうなると火加減が変わることになります。
それはそれで、違う結果をもたらす焙煎になるわけですね。
味はどう調整しようかと考え中です。
今のままでも普通に美味しいですよ。
-- 2024 --
【コメント】夏場なのでアイスコーヒーに適した焙煎豆を作ろうかということで選んでみました。
アイスコーヒーにすると苦味でも酸味でもない中間の味がしっかりしていて、飲みやすい味です。お客さんの中にはこのアイスコーヒーを「焼き芋ぽい」と表現する人がいました。
甘い香りと焦げた香ばしい香り、ちょっとした酸味の味わいは確かにそれっぽさを感じさせます。
アイスコーヒーの豆として上手にできたと思います。
一方でホットにすると、びっくりするぐらい普通です。
マイルドで飲みやすいですけどね。
この豆はドーナス・カフェ・プロジェクトに参加する4つの農園の豆を合わせています。
それぞれの農園は規模が小さいので、世界に流通させるには量が足りないのでしょう。
足りない量を補うために、仲の良い農園でユニットを組んでブランドを作りましょう、ということなのだと思います。
このプロジェクトに参加するのはプラタ農園、ポッセス農園、パルミタル農園、キタ農園という4つの農園で、名前を聞いても全く知らないし、すぐに忘れてしまうのですが、これらの農園には大きな特徴・共通点があります。
それは4つの農園の経営者は全て女性なのです。
だから何だよという感じはしますが、それぞれの農園の品質を揃えるという点ではうまく強調できている印象を受けます。
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